ドルフィンスルー

まるでいるかのように、波をよけて沖へとゲティングするときに必ず必要になってくる技だ。 これを覚えないとあるサイズを超えたぐらいから波に押し戻されてアウトに出ることができない。

ちなみに僕は、サーフィン始めた時はファンボードという初心者向けのかなり浮力がある 板で練習をしていた。スポンジ製のいかにもサーフスクールなんかで使っているタイプのもの。

ファンボードはドルフィンスルー出来ない。。。

波の下に潜る技なのだが、浮力が高いので潜れない。 それすらも知らずに何度も練習をしていたもんでした。知り合いに「ファンボードでドルフィンスルーは無理だよ?」といわれるまでは。。。

そんな僕のような失敗をしないために、大事な部分をしっかりここで学習してもらいたい。

ドルフィンスルーの練習方法としてお勧めなのが、「今日は波に乗らずにドルフィン日和だ!」と考えて、ひたすらドルフィンの練習を一日中するのがよい。意外に体に負荷がかかっているのが次の日の筋肉痛でわかるかと思う。

意外にすんごい筋肉痛になるんですよ。波待ちしながらまったりサーフィンするわけではなく、白波が常にたっているインサイドという荒れた場所で、一日中ドルフィンスルーを練習するわけなので。体への負荷が結構な勢いでかかってきます。

さて、そうは言っても最初のうちはまっすぐに波の下に潜れないと思います、僕もそうでした。波に対して真っすぐに板を沈めているつもりが波が来るころには傾き、まともに波のパワーをうけてひっくり返ります。しょうがない。これはしょうがないよママ。誰しも通る道ですよ。

そんな時、まずは海に入る前に周りをよく見て、うまそうな人を探そう。

見つかりましたか?見つかったら、その人の潜り方をじっくりと見てみる。そしてひたすらそれを実践する。

波が手前1mぐらいに来た時に、腕立て伏せの要領で上半身を起こし、 頭から突っ込むイメージで潜っていく。口で言うのはたやすい、しかし実際実践してみるとコンマ何秒かの差で技の成功率が変わってくるのに次第にわかるはずです。

頭が全部海に入るか、波が自分の上をちょうど通るぐらいに利き足で 板のテールを蹴り込む!

ドルフィンの日と決めて、一日中これを繰り返せば次回からすこしマシになっているはず。失敗は成功の元と思い、ひたすら実践するしかありまへん。 あとはタイミングなど日々研究をしてみよう。

板を変えた時には、浮力も変わるのでこのタイミングが変わってくることも多い。

また、波をくぐるときは、スープよりもうねりの方がやりやすい。スープがざわざわっと攻めてくるんですが、それをくぐるときは身体のどこかに波がかかっている感覚を感じるので、自分が本当に潜れているのかいまいち不明瞭になりがちです。

しかし、スープの前のうねりの状態だと成功すると「つるん」と波の裏側に逃げる感覚がわかりやすいので感覚もつかみやすいと思う。

アップスンやボトムターンなどのように、波に乗ってから初めて練習できる技と違い、海で波が小さい状態やそもそもテイクオフもまともに出来ないレベルの時でも練習ができるので、うまくなりやすいと思います。がんばりましょう!



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