ちょっぱやテイクオフ!

テイクオフの早さがやはりサーフィンには大事。「そんなこと言われなくてもわかってら!」という方も多いでしょう。

しっかし、綺麗なテイクオフってなかなか難しいですよね。海で「あ、あの人うまいな」という人は、ほんとテイクオフからしてなんというか「ナリ」が違うというか、シュッと立つし、しかも早い。

テイクオフが早いと、その先のアクションへの余裕も生まれるし、いい事尽くめなのでぜひともすばやいテイクオフを身につけたいところ。

では、ちょっとしたテイクオフの上達方法というか、すばやく立つための心構えというか、そのあたりにポイントを絞って解説してみたいと思います。

平泳ぎの足技を使う

これはしごく当然のようにうまくなるとみんなが使う小技。タイミングが合えばこの足技と板を沈めた浮力だけでテイクオフすることも可能なのでぜひ試してみるといいですね。ポイントとしては、ピボットターンをした後に板に腹ばいに乗るわけですが、そのときに平泳ぎの要領で下半身だけキックをしてあげるというもの。

これ、意外に便利です。初速をつけるのが一番大変なので(車でも動き出すときが一番ガソリンを食うらしいし)キックを用いて軽く板に初速をつけると、その後のパドルとかも進みやすくなります。結果スピードも速くつきやすくなり、乗れる波が増えるというもの。

タイミングなんかは何度でもやってみるしかないですかね。僕はドルフィンスルーのくだりでも述べましたが、一日中ピボットターンからキックを繰り返して練習してみました。ほとんどマゾです。

けど、次回からタイミングもとりやすくなり、いまでは普通に行うことができるようになりました。やはりとっかかりがだいじなのでしょうかね。ぜひ試してみてください。

板を替えてみる

小波用という文句で売られている板も最近では多く売られているようです。僕は実際には使ったことがありませんが、知人が購入した板はかなり調子がよいといつも言っていたので、やはり効果はあるようです。

フィッシュテールというのでしょうか、板のテールが魚の尾びれのように分かれているデザインのもの、板の厚みも十分にあり、ノーズ側の幅も広いものがテイクオフ早めに設計されているようです。

小波用にと知人が買っていたのは、確かネットで4万円だった気がします。(うろ覚えで恐縮です)余計なことを付け加えると、彼はその板で初めてサーフィンをしたときに、フィンが1本なくなってしまいましたwショップから送られてきた状態だけでなく、ちゃんと海に入る前にギアのチェックはしておきましょうね。

パドルの「最後のヒトカキ」が大事

これ、よく言われていることですが、意外におろそかになりがち。なんでしょう、平たくいえば「あきらめずにこぎ続けろ!」って事でしょうかねw

しんどいとどうしても途中であきらめがちになっちゃったりもします。(特に僕のようにおじさんになってくるとw)お互いあきらめずに良い波に乗りたいものですね!

他にはですね、昔How toもののDVDで見たことがあるのですが、パドルの最後、お尻の近くまで腕を持っていったときに、手首を返して水をかく!というのがありました。あれ、本当に意味があるんでしょうか。

どんなスポーツでも、ある地点まで到達した人でないとわからない世界があるので、効果があるのかもしれませんね。プロが解説していたのであながちうそでもないでしょう。ってかめちゃうまい人が言っているのでほぼ正解なのでしょうね。

興味のある方は試してみてください。最後に手首を「ピュッ」と動かして水をかくらしい。。。すげえ!効果あるよ!という方はぜひ僕にも勧めてくださいw



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