テイクオフ
テイクオフが最初の難関ではないだろうか。
一言でいうとテイクオフの完成度でサーフィンはすべてが決まるといっても過言ではない、もっとも最初にぶち当たる壁であるにも関わらず、あなたのサーフィンライフを今後も左右するであろうもっとも重要なファクターである。
基本的なテイクオフ、高度な技術を要するレイトテイクオフ、ボトムターンへ行くかアップスに移行するかもここで決まってくる
へっぽこテイクオフだ!
へっぽこテイクオフ!
まずはイメージをすることが非常に大事!海に向かう車の中ではGreeeeenを聴きながら、大声で叫ぼう。ちょっと古い曲だとサーフィンUSAでもいいぞ!
そして、その後はCCBだ。ロマンチックが止まらないのだ。
そして海に2時間後に着いたときにはおもむろに、「今日は波ねえなあ。」と言おう。 どんなに大きな波だったとしても関係ない、おれはうまいんだぜという雰囲気をガッツリと かもしだすことができれば海の中での存在感もあがる。
ここで存在感を上げておくのは遊びではなく非常に重要だと思う。
海の中では波取り合戦、今日しかない波を海にいる人間たちでシェアしたり、奪い合ったりと忙しいことこの上ない。
よって、できるだけお互いにうまい雰囲気を醸し出さなくてはなめられてしまう。
具体的には、常に自分の真ん前、5mほど沖でラインナップされたり、スネークインされたりしたことはないだろうか?声を大にして言わせていただくと、そういう場合は大抵が舐められているケースが多い
とくに夏のトップシーズンになるとそもそもサーフィンのマナーを知らないのか、それとも「こいつなら大丈夫 」という感じに思われているのか不明だが前乗りが当たり前になっている。
後は大事な技術面を教えていこう。
1、立ち上がる時に板のレールはつかまない、腕立て伏せの要領で腕を置くだけ
レールをつかんでしまうと、どうしてもワンテンポ遅れてしまう。つかんだものを離すという動作が加わるからだ。手は板に置くだけで、後は背筋力を使って起き上がると動作も速く、うまく立ち上がれるはず。
2、下ではなく行きたい方向を見ながらテイクオフする
車の運転と同じように考えてもらえればわかりやすいかもしれない。運転するとき、自分の目の前より少し前を見ると思う。行きたい方向に目線を向けると自然と周囲も見えてきて冷静な判断もできるし、体勢も整いやすいもの。
3、事前にパドルでしっかりとスピードをつけておく
言わずもがな、スピードがないと波に置いていかれてしまう。パドルを3カキぐらいはしてしっかりとスピードをつけたほうがよい。うまくなってくると刺し乗りなどでいけるが、ビギナーのころはしっかりとパドルする癖を身につけよう。
あとは、、、気合だ!